こんにちはますのです。
寒くなってくると早く滑りに行きたいなとワクワクしてきてしまいますね。
そのワクワクを落ち着けるべくやること。
それは
スノーボードへのワックス塗り
です。
シーズン初めのワックス塗りは大事です。ずぼらでも必要です。
板が滑りやすくなりますし、滑走面を保護してくれるというメリットがありますからね。
初心者さんも幸せになれるので、ぜひぜひやっておきましょう。
ぶっちゃけやらなくてもそこそこ滑ります。
しかし!しかぁぁぁし!!
平坦なコースでスノーボードを外して担ぐことになる可能性が高まるのです。
平坦なコースでなるべく楽するためにもワックス塗り
ぜひやっておきましょう。
ということで筆者のやっているワックス塗りの方法を掲載です。
そのワックスのやり方は板が傷むよ!という上級者の入り口に行こうとはしていないので悪しからずです。
ずぼらワックス:シーズンの始めに1回だけやる
先ずはこちらです。ずぼら筆者はシーズンインの最初にしかやってませんのです。
筆者の滑る頻度としてはこんな感じです。
- 月に1回滑る程度
- 年間10回未満の滑走
- ある程度滑れればそれでおけ
板がめちゃくちゃ走る状態で滑りたい!という場合
その日のコンディションによってワックスを変えるようです。
筆者はまったりと滑れれば良いので、面倒はなるべく避けて通りたいのです。
ワックスは年に1回でも十分に楽しめます。
ずぼらワックス:スプレータイプのワックスを使う
ホットワックス?それは本当に好きな人が使うものなのです。(偏見
アイロンの熱で板にワックスが馴染むので、より滑りやすく、より長続きします。
ただ、機材を用意するのが面倒なので、わたしはスプレータイプのワックスを使っています。
こちらのオールインワンセットを2015年頃から愛用しています。
全然終わらない。あと何年使うことになるんだろうかというレベル。
ずぼらなわたしにはもってこいです。上級者の方と滑るとワックスの性能差が出てきますが、みんなとワチャワチャ滑るのならば申し分無しです。
ずぼらワックスやり方
今シーズンはやる気があるので、少しだけ丁寧に実施です。
工程が6段階ありますが、最低限2と5の「固形ワックス」&「コルク擦り」をやれば良いかなと思っています。
時短は固形ワックス最強です。
スプレータイプは、塗った後の乾かす時間が必要&すぐに落ちてしまって…。
ワックスの頻度は増やしたくない…。
- クリーナーで昨シーズンの汚れを落とす
- 固形ワックスを生塗りする
- スプレーワックスを塗る
- 数時間程度置いてワックスを乾かす
- コルクで板を擦ってワックスを馴染ませる
- ブラッシングして余計なワックスを落とす
しかも年に1回だけ。コルクもやったほうがワックスが馴染むのですが、気にしてなかったです。固形ワックスの生塗りでも問題なく滑れます。
スキー場到着→ワックス塗り忘れに気づく→生塗り→シーズン使いまわす
固形ワックスがあれば、ゲレンデ到着時に生塗りしても滑れるのでずぼらさんは固形ワックス生塗りでもぶっちゃけ良いと思っています。
ワックスを塗る板を設置する
板の両側に雑誌などを置いてやるとやりやすいです。
筆者は丁度良い雑誌が無かったので、ピアノ用のイスを使いました。
ビンディングのスタンスにぴったり収まる奇跡。
安定感も抜群で1人で勝手に感動してました。
作業下に新聞紙などひいた方がよいかもしれません。
筆者はあとで掃除機するからいいやとさぼっています。
ワックスや錆取りの作業台も売っているので、いつかは欲しいなと思っている所存。
まだ必要ないなと思っています。
クリーナーで昨シーズンの汚れを落とす
こちらのクリーナーと付属のクリーナーを使います。
わたしは付属のクリーナー無くしたので適当なファイバークロスにクリーナーを浸み込ませて使っています。
板の裏側(雪と接地する面)をふきふきしてあげます。
今年もよろしくという気持ちを込めて。
なお、キッチンペーパーでやると汚れも見えて使い捨てられるため、無くした時はキッチンペーパーで良いかもしれません。
固形ワックスを生塗りする
ベースワックスとして固形ワックスを塗り込んでおきます。
板のソール保護と滑走性能を上げてくれるおまじないです。
薄く板の全体的にごしごしと。
指が痛い。消しカスみたいに散乱。あってるのかこれ。
上級者さんはホットワックスで塗り込むようですが初心者さんには知らない話なのです。
ちなみに付属の固形ワックスが終わった際はこちらのワックスが該当します。
ピンク(暖かい時用)、紫(シーズン中)、青(山のてっぺん用)というように温度帯で分かれています。
ワックスが激落ちし、滑走中に板が急ブレーキして身体に衝撃を与えてきます。恐怖。
スプレーワックスを塗る
続いて滑走性能のメインウェポン、スプレーワックスです。
- スプレーを良く振る
- 逆さにして押し込む
- 「プシュッ」と音が鳴りながら液が出てくる
- 先端のスポンジで板の全体に薄く塗りこむ
適量がイマイチ分かってないのですが、結構薄めで良いみたい。
表面がほんのり濡れているな程度で良いようです。
あんまり塗りすぎると乾くのに時間がかかりますのでほどほどに。
乾くまで放置します。
コルクで板を擦ってワックスを馴染ませる
スプレーワックスが乾いたらコルクを使ってソール(雪との接地面、板の裏側)を擦ります。
コルクで擦る摩擦熱=ホットワックスのアイロンとなります。
つまり、摩擦熱で板とワックスを馴染ませましょう!という意味になります。
擦っているとだんだんワックスが馴染んできて、擦るときの抵抗が強くなります。
まぁ気分ですね。てろてろになったかな、塗りムラが無くなったかなと思ったらおけです。
ブラッシングして余計なワックスを落とす
続いてブラッシングします。
板のソールには縦方向に溝がある構造です。
溝に入っているワックスもキレイにしましょうねということでワックスをかけます。
ちなみにブラッシングには向きがあるので注意です。
ブラッシングする方向は「ノーズ→テール」でやっていきます。
わたしはレギュラースタンスなので、滑るとき左足が前になります。
なので、左足側の先端から右足側に向けて一方向で擦りました。
擦るときは軽くシャッシャする程度で大丈夫です。
やっていると細かいワックスが出てきて、ツヤが出ます。
最後に板を拭いてあげてワックスがけ完了です!
見てくださいよ奥さん。このツヤ。
テンションあがるぅぅぅぅ!!
ワックスの頻度について
ここまでやっておけばあとはシーズン中はやらなくても大丈夫です。
ただ、スプレーワックスは落ちやすいこともあるので、マメな人は数回滑りに行ったらワックスの塗りなおしをオススメしているそうです。
リゾートバイトに行っていた頃、3ヶ月滞在。
週に3~4回程度の頻度で滑っていた時期もありました。
そんな時ですらスプレーワックス1回しかやっていなかったずぼら筆者です。
それでも滑れたので、良いか悪いかは置いといて実用としては大丈夫。
初心者さんはシーズン初めにやっておけばある程度なんとかなると伝えたいであります。
さすがにシーズン終わりのウェットな雪では死んだので、春に滑る方は対象外であることをお伝えして締めたいと思います。
これからスノーボードをやる方の参考になれば嬉しいであります。